全5巻で完結するおすすめ漫画 2019年

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ちょっと時間があるときに一気読みできる、ちょうどいい5巻という長さ。物語の始めから終りまで駆け抜けることができ、かつ満足感も味わうことのできるおすすめの漫画をご紹介します。2017と言いつつ古いものも多いですが、あくまで「今年僕がおすすめする」という意味です。

打ち切りでも気にしない

全5巻で終わる漫画の中には、残念ながら打ち切りという大人の事情で終わってしまったものも多くあります。ですが、それでも急に終わった感を出さずにすっきりと終わっている漫画もあって、ある意味作者の腕の見せどころです。この記事ではその辺は気にせずに、打ちきりだろうと予定通りだろうと読んで面白いと思ったものを取り上げていきます。

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全5巻のおすすめ漫画

それではいくつかご紹介していきます。

海獣の子供

美しい表紙に惹かれて店頭で思わず手に取ってしまった漫画です。1巻が300ページ以上あるので全5巻と言ってもボリュームを感じます。夏休みの少女が海から来た少年に出会うことで始まる神秘的で壮大な物語。透明感のある雰囲気が好きという方にお勧めです。一方できっちり説明や説得力がないと嫌だという方にはあまり向かないかも知れません。雰囲気を楽しむ作品と言いますか…。でも僕のように表紙に惹かれた方は読んでみて損はないと思います。第1巻はまるまる「さわり」というか、何かが始まる前兆のような感じです。そこからの怒涛の展開に引き込まれます。「Little Forest」という名前で映画にもなっています。

グッド・ナイト・ワールド

今年完結した新しめの漫画です。ネットゲーム、所謂近未来のVR MMO-RPGを題材にしており、その部分は昨今のラノベやアニメでもよく見るのですが、それに家族愛、現実の人間関係を掛け合わせて複雑なドラマに仕上がっています。その辺もありちょっと重いのが苦手な方には無理におすすめしません。初めからテンポよく進み、効果的な引きの使い方でページを進める手が止まりません。サクッと読めます。ラストも綺麗にまとまっていて満足です。

アリョーシャ

「ソレシア」という国から留学生としてやってきたアリョーシャ。実は彼女の正体は暗殺者で…。というハードボイルドっぽい入りですがキャラも絵柄もかわいくやけにほのぼのできる漫画です。正体を隠して登場するキャラが多数いますが割とすぐバレて次々進んでいくストーリー展開が気持ちいいです。普通に女子高生の日常とシリアスな組織との戦闘描写のギャップを楽しめます。最後は怒涛の展開ですがこちらも綺麗にまとまった作品。でも終わってみればもっと日常のほのぼのしたパートを読みたかったなあと少し思いました。

神々の山嶺

夢枕獏の原作小説を漫画化した作品です。山嶺「いただき」と読みます。エベレスト登山をテーマにした、男のロマンという感じでしょうか。僕は登山は全くしないし分からないのですがそれでも引き込まれるものがありました。本当に山を一つ上って降りてきたような、というと大袈裟に思われそうですが、とにかく感動しました。重厚なテーマと絵柄にちょっと躊躇うかもしれませんが、いざ読み始めるとそこから一気です。ファンタジーな冒険物語とはひと味違った、自然を相手にした手に汗握る臨場感もたまにはいかがでしょう。

ピンポン

全5巻のおすすめ漫画と言ったらこれがないとダメというくらい僕も大好きな作品です。卓球を題材にしたスポーツ漫画って描くのが難しそうですが、この漫画は卓球がサッカーやバスケよりかっこよく見えてきます。もうとにかく強烈なキャラ立ち、そのキャラたちが繰り広げるどうしようもなくアツい青春。クセのあるやつらばっかりなので王道の爽やかなスポーツ漫画とは一線を画す唯一無二の読後感です。読み進むにつれてアツさが増していき、気付いたら最後まで読んでいることでしょう。あ、映画も原作知ってても超面白かったです。

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まとめ

ということで今思いつくものをいくつか挙げてみました。また思い出したり新しい発見があれば後日こっそり追加しているかも知れません。完全に僕の趣味丸出しですがどれも本当におすすめなので是非。

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