崩壊後の世界が舞台のSF漫画 おすすめ5選

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TVアニメ「 少女終末旅行 」オープニングテーマ「 動く、動く 」

何らかの原因で崩壊した世界、そこに生き残ったわずかな人類…。SF漫画ではよく見かける設定ですが、やはり無条件でワクワクします。殺伐としていたり、修羅場だったり、なぜかほのぼのしていたり。様々な魅力を持った終末世界のおすすめ漫画をご紹介。

※上記のような設定自体が物語の核心で、若干ネタバレになってしまっている作品もあるので記事を読む場合ご注意ください。

少女終末旅行

2017年にアニメ化し今最もフレッシュな終末漫画。二人組の少女が半装軌車に乗って巨大な廃墟をただただ進む。かなり高度な文明が崩壊した後の世界のようで、複雑に入り組んだ建造物や用途不明な機械類など、背景を見るだけでも楽しいです。

割と極限状態な気もするけど、楽観的でどっしり構えたキャラと優しい絵柄も相まってなぜか緊張感はないです。数少ない生き残りの人間と出会っては別れ、ちょっとしたドラマはあるけど今のところ大きな展開もなくゆっくりと世界の終わりに向けて時間が進んでいます。でも少しずつ彼女らがいる都市と世界の謎が明らかになって、基本ほのぼのなんだけどなんだか目が離せない続きが気になる作品です。

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7SEEDS

2017年に完結した全35巻の長編SF漫画。とある原因で世界が崩壊することを予測した政府が、若者たちをコールドスリープさせ未来への種とするプロジェクトを実行する。それに自ら志願したもの、巻き込まれたもの、それぞれの背景を持つ若者たちが未知の世界でサバイバル。未来の世界設定も魅力的ですが、少年少女たちの人間ドラマが大部分を占めています。少女漫画だけあってけっこう複雑に恋愛がこじれたりしてドロドロしてきます。そういうのが苦手な方はちょっと注意です。でも未来の生き物と闘ったり冒険したり、ハリウッドで映画化したらウケそうな部分もアリ。

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漂流教室

こういったテーマを扱った漫画の金字塔です。すべてが崩壊した未来に学校ごと飛ばされた小学生たちが必死にサバイバルしていく物語。大人ではなく子供ならではの残酷さ、純真さが上手く描かれており、その迫力に恐怖を感じつつも最後は希望を捨てないことの大切さを学ばされます。インパクト大のシーンのオンパレードで、子供の頃に読むとトラウマが量産される可能性があります。超能力とかも出てきて作者の世界観が存分に暴走したシュールとリアルが絶妙に交錯する名作SF。未読の方は是非。

風の谷のナウシカ

映画があまりにも有名な作品の原作漫画版。全7巻ですが、映画になっているのは最初の1巻の部分で、映画しか観ていないという方はその先の展開に驚くこと請け合いです。汚染された空気、巨大な虫、旧文明の恐ろしい機械。ワクワクする宮崎駿ワールド全開です。壮大なテーマで哲学を感じる物語は、少し疲れますが映画に匹敵する、もしかしたらそれを超える読後感を味わえます。惜しむらくはちょっと全体的に読みづらいことです。でも続きが気になるので一気に読んでしまいます。

Dr.STONE

絶賛連載中の少年SF漫画。ある日突然全人類が石になってしまい、そこから3,700年が経過した頃、強靭な意志を持った高校生の少年が石化から復活。文明が無くなり、ほとんどの人間が未だに石化状態の世界で、科学・体力を武器に二人の親友が再び文明の再興を目指す…。

ジャンプで連載中なだけあって王道を押さえています。ヒロインやライバルキャラもいて、ある意味唐突で難しいさわりの部分も自然かつシンプルに読ませるので疲れません。変に重い展開もなく、ギャグも適度に入れながら前向きに進んでいきます。安心して万人にすすめられます。キャラクターの傾きっぷりはジョジョを彷彿とさせます。既に名作になりそうな予感がするこの作品、もうジャンプをチェックするのをやめてしまった大人にも読んでほしいです。

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