地域によっては「インフルエンザ警報」が発令され、今年も本格的に流行の兆しを見せるインフル。うがい・手洗いといった予防はもちろんやっている方も多いと思いますが、実はそれに加えてもう一つ大切な予防方法があります。
感染経路
そもそもインフルエンザにはどうやってかかるのか。現時点では主に飛沫、接触の二つの経路から感染するとされています。空気感染への対策はあまり考慮する必要がありません。極論、誰にも会わずに家から出なければ感染することは無いとも言えます。しかしそういうわけにもいかないので、外から帰った時の予防が大事になってくるのです。
部屋の湿度を把握する
具体的な予防法の前に、まずは生活環境について。空気が乾燥していると、インフルエンザに感染する可能性が飛躍的に上がってしまいます。適切な湿度環境で生活することはインフルエンザ予防において大事なポイントですが、まずは湿度計を一つ買って、自分の生活環境がどの程度の湿度なのか把握しておくことが大切です。
喉が痛むので部屋が乾燥していると思い込んでいたら、実は全く別の部分に原因があった…というケースもあります。実際に測定し、本当に部屋の湿度が不足している場合にのみ、加湿器の導入などで対策しましょう。
うがい・手洗い
シンプルかつ効果的な定番予防方法です。もちろん皆さんやっていますよね。ただ、雑に洗うだけではあまり効果が無く、特に爪の間や指の間、また手首の辺りまで念入りに洗うことがより効果的な予防につながります。手洗いについてはアルコール除菌、うがいについては殺菌消毒剤(イソジンなど)を使うとより安心でしょう。
洗顔をしよう
上記の定番予防に加えて、実は大事なのが洗顔です。外から帰ったら顔を洗うというのは意外としていない方もいるかと思いますが、実は重要です。人としゃべった飛沫や、接触によってついたウイルスや菌が顔についていることがあります。いくら手洗い・うがいを徹底しても、顔についたウイルスが口に入ったりして感染するケースもあるのです。メイクをしている女性の方などはすぐに念入りに洗うというのは難しいかも知れませんが、男性などは帰宅後すぐにがっつり顔を洗うことをお勧めします。
おわりに
ということでインフル予防には手洗いうがいと同じくらい洗顔が大事だよというお話でした。僕も病院の先生からの又聞きですが、その話を聞いて実践するようになってからはまだかかっていないので効果が出ているのかも知れません。加えて、生活環境の湿度も気にかけ、ウイルスが繁殖しないようにします。加湿しすぎると今度はカビが繁殖するので、やり過ぎも禁物です。
これからは外から帰ったらうがい・手洗い・洗顔を定番にしていきましょう。
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