粉瘤が出来やすい人の特徴とは?生活?食べ物?なぜ何度も再発するのか

スポンサーリンク

完治させるには皮下の「袋」を摘出する必要があると言われており、直接命に関わるようなものではないもののできると煩わしい粉瘤(アテローム)。筆者は10代の頃から今日までずっとこれに悩まされています。同じ場所での再発、違う場所で発生…顔の近く、背中、お尻など部位も様々です。なぜ自分だけこんなにできるんだろう?何か出来やすい人には特徴があるのでしょうか?

お尻にできたでっかい粉瘤を潰さずに自力で治した体験談
ニキビの親玉みたいな扱いされてるけど、実はけっこう別物で侮ると怖い粉瘤。病院に行かずに自分で治した体験談です。 自己対処を推奨する記事ではない 一応初めにおことわりしておきますが、この記事は決して粉瘤の自己対処を推奨するものではありません。...

粉瘤が出来やすい人はいる

他の人に聞いてみると、「粉瘤?なにそれ」という人もいれば、「あれ痛いよね、手術で取った」という人もいます。全くできない人、一度だけ経験した人、何度も出来ている人など本当に様々です。ただ、筆者ほど全身に渡って何度も色々な個所にできている人はまだ会ったことがありません。

出来やすい人とできない人がいる以上、その人たちの違いがどこにあるのかが気になります。

スポンサーリンク

そもそもの原因

粉瘤ができる原因を突き止めれば、なぜ出来やすいのかも分かるかも知れないと思いまずはそちらを探ってみます。

粉瘤(アテローム)ができる原因とは?予防法・対策はある?
皮膚の下にできる大きめのかたまり。なんかニキビとは違うっぽいし、たまに腫れて痛いし膿が出ると臭い。なぜこんな厄介なものができてしまうのか。原因が分かっていれば予防もできるんじゃないかと思い色々調べてみました。 粉瘤ができる原因 いくつかある...

この記事にある通り、怪我やウイルスから粉瘤が発生するパターンもありますが、それらは割と一部です。となると致し方ないですが、ほとんどの場合は「体質」という曖昧なワードで片づけられてしまうことになります。

「同じ場所への刺激」が原因の場合があるという情報もあるので、それについては生活の中で刺激を与えないように気を付けると言ったことはできるかも知れません。

スポンサーリンク

生活習慣など

食事や睡眠、清潔かどうかなどの条件は、粉瘤に関しては関係ないようです。なので、不摂生をしていると粉瘤ができるということでもないみたい。実際筆者も、一応こういった部分には気を使っているつもりですが、できるときはできます。

遺伝説?

粉瘤ができやすいという人の中に、自分の母親も粉瘤が顔などにできていた、と言う人がいました。つまり、その体質を自分も受け継いだのではないか?という説です。確かにそういったパターンもあるかも知れません。気になる方はご自分のご両親に一度聞いてみて下さい。

性別で違いはあるのか

男性と女性の間で粉瘤ができやすいかどうかに違いはあるのかという点。これについては全くないという認識で良いと思います。男女問わずデリケートな部分にもできることもあり、それぞれ大変さがあります。

年齢で変化はあるか

いくつかの方では、若いころは粉瘤に悩まされていたが、30代後半~40代あたりでおさまってきて、歳を取ってからはできなくなった、というケースがあります。加齢とともに体質が変化するのでしょうか。今現在粉瘤が煩わしいという若い方も、年齢の変化でおさまってくるかも知れません。

粉瘤ができやすい人はニキビもできやすい?

これは医学的な根拠など全くないお話です。筆者は10代の後半から皮膚科に通い詰めるほどひどいニキビに悩まされました。ピークは過ぎましたが、今でも顔や背中にたまにできるしニキビ跡もあります。

周辺の知人やネット等で調査してみるとニキビができやすい人で粉瘤を経験している方が多いように思います。そういった「できもの全般」ができやすい筆者のような体質の人は、確かに存在するように思えます。ちなみに私は痔もできやすいです…。

ニキビ?痔?粉瘤? お尻にできた腫れものの見分け方と対処法
お尻にできものが出来たら要注意かも知れません。ニキビだと思って放置していると実は別種の腫れもので、酷いことになってしまう場合も。というか僕はなりました。その経験から、腫れものが出来た場所、腫れ方などでできものの種類を特定する方法を書いておき...

気を付けたいのは、ニキビは生活習慣や食事、洗顔フォームなどで予防できますが、粉瘤についてはその限りではないということです。粉瘤もニキビと同じ方法で予防しようと思っても、あまり効果はないかも知れないことは覚えておきましょう。

まとめ

粉瘤ができやすい人は確かに存在します。でも、出来やすい人と出来にくい人(出来ない人)との間にある明確な違いというのは現代の医学では区別できないようです。体質と言われればもう正直受け入れるしかありません。年齢の変化によってその体質も変わってくる可能性もあるということなので、そちらに期待したいです。

また、粉瘤がたくさんできて悩んでいる方がおられたら、気休めにもならないかも知れませんが一応同じ症状を持っている筆者のような人間もいるので、決して一人ではないことをお伝えしたいです。あくまで、悪性ではなく、すぐに治療しないと命に関わる…という病気ではないので、摘出手術などを検討しつつも、上手に付き合っていくことが大切です。

同時に読まれています

たこの吸い出しを粉瘤に塗るのは危険?完治するのか?正しい使い方
昔からあるおなじみの塗り薬「たこの吸い出し」。角質を柔らくし、腫れものの口を開くことで膿の排泄を促すもので、その特性から炎症を起こして膿がたまった粉瘤に対して使うと、早めに膿を体外へ排出させることが期待できます。実際に腫れた粉瘤に塗ってみた...
痔ろうかな?と思って病院に行ったけど…。
汚い話ですみません。夏ごろお尻に痛みが出まして、どうもネットなどの情報と照らし合わせると痔ろうっぽい…。この若さでと思いましたが、念のため病院に行ったり、色々やってみたエピソードです。 事の発端 夏の暑い日の深夜、冷たいものを食べすぎたり夏...
粉瘤で病院に行くと何をされるの?手術は痛いの?経験談
以前たこの吸い出しを使って自力で粉瘤の膿を出した話をしましたが、元々粉瘤が出来やすい体質らしい僕。それとは別に背中にできた粉瘤を病院で摘出してもらったこともあります。 粉瘤で病院に受診すると何をされるのか、いきなり手術か、痛いのかとか色々と...
粉瘤が腫れたら! 膿や血液で衣服などが汚れないように対策
初めて腫れたときはけっこう焦る粉瘤(アテローム)ですが、僕のように何度も経験していると落ち着いたものです。ただこれの嫌なところは、腫れたところがいつ破れるか分からないことなんです。仕事や学校で破れると膿血が出て服が汚れるし、膿が臭いので気に...
あの人も仲間!?粉瘤になったことのある芸能人・有名人とは
肌を清潔にしているかどうかなどはあまり関係なく、誰にでもできる可能性がある粉瘤。実は皆さんがご存知のあの有名人や芸能人も経験しているようです。手術で治した方から、自力でなんとかした方までいろんな方のお話をご紹介します。 さくらももこ 粉瘤と...
こんなところにも!?粉瘤ができてしまう意外な身体の場所
皮膚のどこにでもできる可能性があると言われている粉瘤。僕自身粉瘤ができやすい体質らしく、耳たぶ、首、背中、お尻など色んな箇所で経験しています。が、皮膚科などの病院の過去の記録だったり、各所の情報を見てみるとえ?こんなところに?と思うような場...
粉瘤を放置すると「がん」に!?悪性化の可能性と原因を探る
粉瘤(アテローム)自体は良性の疾患ですが、そこから悪性化することはあるのか?粉瘤がいくつも体にある僕にとって非常に気になる点です。その可能性について探ってみます。 癌化の可能性 粉瘤が悪性化することは、ほとんどありません。「ほとんど」という...

コメント