皮膚のどこにでもできる可能性があると言われている粉瘤。僕自身粉瘤ができやすい体質らしく、耳たぶ、首、背中、お尻など色んな箇所で経験しています。が、皮膚科などの病院の過去の記録だったり、各所の情報を見てみるとえ?こんなところに?と思うような場所にもできるようです。万が一のときに他の病気と勘違いして決めつけたりしないように、知識の一つとしてご紹介しておきます。
足の裏
粉瘤と言えば毛根を形成する組織の一つに由来するという説が有力なため、毛が生えないところにはできないようなイメージがありますが、実は足の裏などにもできます。ちょっとしたケガが原因でできたり、またイボウイルスが関与していると考えられているそうです。立っている限り常に地面と接触している部分ですし、日常生活でもかなり気になりそうですね。その他の足のできもの、ウオノメだったりタコだったりと見間違う場合もあるそうです。
まぶた
目の上のまぶたが腫れたと思ったら粉瘤だったというケースもあるようです。また目の上部分ではなく下にできる場合も。ものもらいなどと間違いそうですが、粉瘤の場合は眼科より皮膚科、外科などの管轄かも知れませんね。このような場所にできたときはもちろん自分で処理しようとせず病院に行くことをおすすめします。
脇の下
脇の下に粉瘤ができることもあまり珍しくないようです。よく動かす部分なので炎症が起きている場合などは痛みが気になりそうですね。また脇の下にはいくつも同時にできる多発性の粉瘤もあり、何個もできものができたらびっくりしそうですが、焦らず皮膚科などに診てもらいましょう。切開、袋の摘出と、治療法自体は他の部位にできる粉瘤と変わらないようです。
性器
デリケートな部分ですが、ここにも粉瘤ができたという例が過去にはあったようで、Wikipediaの粉瘤のページでもその情報は確認できます。場所が場所だけに性病などと勘違いして焦りそうですがそのできものが粉瘤の可能性もあるというのは知識の一つとして持っておきたいです。もちろん自分だけでの判断は危険なので専門家に診てもらうのが大前提です。
まとめ
こうしてみると本当に全身どこにでもできるんだなという印象です。ちょっとここにできたら厄介だなと思う箇所もありますが、粉瘤の大部分はいまだに発生する原因が不明なため、これといった具体的な予防法を示すことができません。できてしまったら早めに病院に行って判断を仰ぐのがいいと思います。ということでこんな場所にも粉瘤はできるというお話でした。
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