初めて腫れたときはけっこう焦る粉瘤(アテローム)ですが、僕のように何度も経験していると落ち着いたものです。ただこれの嫌なところは、腫れたところがいつ破れるか分からないことなんです。仕事や学校で破れると膿血が出て服が汚れるし、膿が臭いので気になります。そんな急に破れて色々飛び出してくる粉瘤への対策を考えます。
破れたときの対策
基本的には腫れている部分に何かを当てたり貼ったりしておきます。大前提として酷い腫れは皮膚科で切開してもらうのがベストですが、どうしても病院にいけないときなどに僕がやってみた方法をいくつか。
絆創膏
まず誰でも思いつきつきそうな、腫れた部分に絆創膏を貼るという対策。これは、粉瘤が破れて傷がふさがるまでの間とか、ごく小さな腫れの粉瘤などには大丈夫でしたが、結構大きめの腫れだと絆創膏の吸収力を上回って膿血が出てくるので結局衣服などが汚れる羽目になったことが何度かあります。
あと首や耳たぶ、おでこなどに粉瘤ができたときは、気を付けて貼らないと絆創膏の粘着部が髪にひっついて煩わしい思いをすることも。個人的な対策としては△でした。
ティッシュ
自宅にいる間に粉瘤が破れそうならティッシュを簡易的に当てておくだけでも応急処置的には良いと思います。いざ破れると思ったより大量の膿血が出て大量のティッシュが必要になったりしますが…。
とは言えずっと手で当てていると疲れるし、背中など手が届かない部分にできることもあるので、そういうときは医療用テープで簡単にとめておいたりしています。
ガーゼ
正攻法というか、一番安パイというか。粉瘤ができやすい方は自宅にガーゼと医療用テープを常備しておくといいかも知れません。
欠点は慣れるまで患部にセットしにくいことでしょうか。場所によっては一人ではできず、誰かに貼ってもらわなければ無理かも。あと膿血が固まっていると剥がすとき皮膚にくっついて痛いので注意です。
キズパワーパッド
僕のおすすめ対策はこれです。少々割高ですが、水分の吸収力がものすごいのでこれを貼っておけば急に破れても衣服が汚れる可能性が減ります。サイズも色々あるので絆創膏よりもフィットされられるし、ガーゼのような手間もいらない。
粉瘤の範囲にもよりますが僕が愛用しているのはスポットタイプってやつです。円形なのでちょうどいい感じにフィットします。ハイドロコロイド素材を使用していれば他の商品でもいいと思いますが、色々試した結果やはりキズパワーパッドが一番粘着力や耐久性もしっかりしている気がします。これも剥がすとき膿血が固まってけっこう痛いのでそこは毎回覚悟がいりますが。
まとめ
粉瘤が破れたときの膿血でいくつか服や寝具などをダメにしてきた僕が色々試した対策でした。色々試していましたが突如登場したキズパワーパッドという救世主に救われ、以降粉瘤が腫れて、そろそろ破れそうだけど服は汚れて欲しくない、というときにはこれを貼るようにしています。
コメント
お尻にある粉瘤と5年付き合っている者です。
男性は少し手に入れにくいかとも思うのですが、私はおりものシートをよく使っています。
ずっと放置していたのですが、機会があって今日初めて粉瘤という病名を知りました笑
詳しく書いてくださっててありがたいです。頑張ってください。
>あーさん
コメントありがとうございます。
なるほど!確かに男性の場合はアレですが、そんな対策方法もあるのですね。
情報ありがとうございます。
あーさんもご自愛くださいませ。