この記事では、Google AdSenseに承認された方との情報交換で分かったこと、また僕自身が承認用のブログを作成し、そこから20日間でGoogle AdSenseに承認された経験から得た、短期間でAdSenseに承認されるためのブログの作り方をご紹介します。僕のブログを例に、3週間で承認されることを目標にしたプログラムを組んでみました。
申請までの下準備
1日目 レンタルサーバーを決める
まずは、承認用ブログを始めるためにサーバーをレンタルします。承認用ブログを作るには、有料のサーバーを借りてそこに独自ドメインを割り当てる方法と、独自ドメインが使える無料ブログに登録して割り当てるという2つのやり方があります。これはどちらでも承認される可能性があり、どちらを選んでもかまいません。ただ、承認後もそのブログを長期的に運営していく予定の場合は、有料のレンタルサーバーを推しておきます。
個人的な有料サーバーのおすすめは、用途ごとに以下の通りです。
- アクセスの多いブログ、長期的なブログを運営=エックスサーバー
- 長期的に運営したいがコスパ重視=ロリポップ
- コスパ重視かつ将来的に複数のブログを運営予定=ミニバード
無料ブログの場合は、ミニバードを提供しているネットオウルの無料ワードプレスサービス、WPblogや、Seesaaブログなどで独自ドメインを取得し承認されたという情報があります。
2日目 独自ドメインの取得、サーバーと契約
レンタルするサーバーを決めたら、次は独自ドメインを取得します。独自ドメインの取得はAdSenseに承認されるための絶対条件なので、これは必ず行いましょう。
「お名前.com」を始めとした、有名なところで取得すれば間違いはありません。一つおすすめなのは、レンタルサーバー「ミニバード」と「スタードメイン」の組み合わせです。両方ともネットオウルという会社が運営しており、ドメイン取得時に得たポイントでサーバー代金を若干浮かせます。とにかく安く済ませたい方におすすめです。この組み合わせをする場合、ドメインの取得を先に済ませておきましょう。独自ドメイン取得→サーバー契約(ドメイン取得時のポイントでサーバー代金割引)という流れが必要です。
3日目 Wordpressをインストール
レンタルしたサーバーに独自ドメインを割り当て、そこにWordpressをインストールします。上記で紹介した主要な有料のレンタルサーバーは大抵Wordpressを簡単にインストールする機能がついているので、分からない方はそれを利用して手っ取り早くインストールしてしまいましょう。慣れている方はここまでの1~3日の作業を1日で終わらせても結構です。その分、これ以降のブログ記事の投稿に時間が使えます。
4日目~ ひたすら記事を投稿
ここからついに記事を書き始めます。内容はなんでもいい訳ではなく、Google AdSenseの規約に違反しないように心がけながら書きます。字数は1記事1000字程度にします。調子が良ければもっと書いてもいいですし、全記事が1000字以上に達している必要はありません。あくまで目安です。
ブログのジャンルについてですが、単純な日記のようなものだとあまり好まれないという情報も得ています。何を書けばいいか分からないという方へ、誰にでも書きやすいと思うおすすめのジャンルをいくつか紹介します。自分が利用している製品のレビュー、ダイエット、筋トレ記録、食レポ記事などです。
記事数は、1日3記事くらい投稿できれば上出来です。とは言え日々の生活もあるので、毎日コンスタントに投稿するのは難しい場合もあります。書けない日のことも見据えて、時間の取れる日に多めに投稿しておくのも手です。
5日目~ SEO対策を強化
PV数が少なくてもAdSenseの承認は可能ですが、個人的な見解としては、短期間で承認されるためにはある程度PV数は必要だと思っています。というのも、私のブログも申請中にある記事がバズって一時的にアクセスが増加し、その次の日に承認されたという経験があるからです。また、情報交換した方の中にも、記事がたまたま有名なブログに取り上げられアクセスが増加した翌日に承認されたというケースもあったようです。
このため短期間承認のためには重要だと思われるアクセス数を少しでもアップするために、早い段階からSEO対策をしておきます。初記事を投稿して何となくWordpressの使い方も分かったら、Google アナリティクス、Google サーチコンソールの登録、SEO用のプラグイン(All In One SEO、YOAST SEOなど)のインストール、有効化を済ませておきます。サイトマップの送信もしておきましょう。
10日目~ ブログのカスタマイズも行う
そろそろワードプレスの使い方にも慣れてきた頃です。この辺でブログのカスタマイズにも手を出していきます。主要なプラグインのインストール、固定ページの作成などです。Adsense承認のためのおすすめのカスタマイズは以下です。
プラグイン
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- Contact Form 7 お問い合わせページ作成
固定ページ
- 自己紹介 簡単な自己紹介ページを作成
- お問い合わせ 上記のプラグインを使って作成
- プライバシーポリシー 内容はコピペでOK。
申請期間
14日目 Adsenseに申請
ある程度記事が揃ってきて、最低限のカスタマイズも出来たところでいよいよAdSenseに申請します。1日3記事投稿していれば、この時点で30記事程度あるはずですが、それ以下でも申請して大丈夫です。ただ、一発で確実に承認されたいという場合は30記事は揃えておいたほうが無難という印象です。
15日目~ 申請中も記事の更新
申請したら一安心ではなく、申請期間中も記事の更新は続けます。申請が目的のブログなら、自分の興味があることというよりも人が興味を持ってアクセスしてきそうな内容を意識して書きます。
15日目~ アクセスアップの対策も並行
申請中もアクセスアップを狙って対策を行います。短期間承認のためにはPV数の増加が必要です。(あくまで個人的な見解ですが。)TwitterやFacebookなど各種SNSとの連携、ブログランキングへの登録など、できることはやっておきましょう。
16日目~ 承認されたブログを参考に
「AdSense 承認 ブログ」などで検索して、最近承認されたブログを探して、デザインやカスタマイズ、記事の内容などを参考にします。最近承認されたブログというのは、現時点でAdSenseが広告を貼ってもいいと認めたサイトということです。それらを参考にして自分のブログをブラッシュアップすることで承認に近づけます。
20日目 承認
あくまで僕の例ですが、このような流れでブログをやっていたら、20日目に承認の連絡を受けました。この通りにやっていれば、20日目の時点で記事数やカスタマイズなどは承認には申し分なく揃っていますし、条件は満たしていると思います。あとはアクセス数ですが、これは運もあります。この日に承認されなかったとしても、上記のことを繰り返し継続して時を待ちましょう。
まとめ
20日での承認というのは、色々な方のブログやネットの情報を見る限り平均的には早いほうだと思います。もちろん、1週間で承認された方もいれば、申請してから何カ月も待っている方もいます。それらのブログの何が違うのかというのは、明確にはAdSenseの承認を担当している方たちにしか分かりません。しかしそれらのブログをいくつも実際に見比べることによって、なんとなくAdSense側の「好み」や、承認されるブログの傾向が掴めてくるはずです。
このプログラムも、その通りにやったとしても必ず20日で承認されるわけではありません。ただ、僕の例をそのままなぞってみただけですが、それが少しでもAdSenseへの申請を考えている方への参考になれば幸いです。
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